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ceroが見事に2014年の幕開けを飾ったCOSMO STAGE。その祝賀ムードをさらに盛り上げてくれるのは、音速ライン! 藤井敬之(Vo/G)と大久保剛(B)のオリジナル・メンバーに、ギター+ドラム+キーボードのサポートメンバーを加えた5人編成で登場した彼ら。まずは“our song”で豪快なスタートダッシュ! ダイナミックな爆発力でもって、新年一発目の「僕らの歌」を高らかに響かせていく。さらに性急なビート上で抒情溢れるメロディが疾走する“街風”、分厚くファンキーなグルーヴが渦巻く“Paint[]”と畳み掛け、フロアを力強く牽引。メロディ、ビート、グルーヴのすべてにおいて高い訴求力を持った強力な楽曲の連打を前にして、一気呵成に熱狂の只中へ飛び込まずにはいられないCOSMO STAGEなのであった。

大久保「明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。僕ら去年カウントダウンをやらせてもらったんですけど、今年は新年一発目です。誠に縁起がいいですね」
藤井「今日この場所を選んでくれた人たちは、呪いのように幸せになるであろう。幸せすぎて死んじゃいそうな感じ? (その幸せが始まるのは)2月23日辺りからかな~」
最初のMCでは、2月23日から新宿LOFTでスタートする5DAYSライヴの告知をさり気なく盛り込みながら、息の合ったトークを展開。「大好きなビールのことを歌った歌」(藤井)という“Beer can”では、《飲めば飲むほど強くなる》という出だしをみんなで歌って欲しいと事前レクチャーしてから曲に入り、初めて聴くオーディエンスも巻き込んでのシンガロングを敢行してしまうシーンも。どこまでもマイペースでほのぼのとした魅力を振りまく藤井&大久保コンビであったが、終盤になるとパワフルでエモーショナルな音速ラインらしさが炸裂。胸を打つ甘酸っぱいメロディに乗せて今度は自然発生的にシンガロングが沸き起こった“逢いたい”、白煙を上げながら爆走するバンドサウンドがフロアのダンス熱を獰猛に煽り立てた“恋の魔法”と連打して、年明け直後の宴を豪快に締め括ってみせた。(齋藤美穂)




この4日間の模様を凝縮した別冊付録を、「ROCKIN'ON JAPAN3月号(1/30発売)」に封入! 全ライヴ・アクトのセットリストは、そちらに掲載されます。
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