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COUNTDOWN JAPAN 13/14 公式サイト
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キュートなのに凛とした声で「みんなこんなに早く集まってくれてありがとうー!! ヒュ~~!! あははは!」と、開演時間前のリハーサルで、既にMOON STAGEを盛り上げ過ぎなRihwa。シェリル・クロウのナンバーをバックに改めて登場すると、深々とお辞儀をするのも束の間、アコギを抱えて人差し指を掲げ、またまた元気一杯に挨拶。「OK! COUNTDOWN JAPAN!! 盛り上がって行きましょう!!」と昨年のメジャー・デビュー・シングル“CHANGE”でパフォーマンスをスタートさせる。カラフルな衣装から伸びる四肢が弧を描き、照明効果以上に眩さを感じるこのエネルギーはどうだろう。本人含め5ピースのパワフルなバンド・サウンドで、今度は拳を振りかざしながら“whatever”で《Oh Oh》とシンガロングを誘い、「2013年に悔いを残さないように、思いっきり楽しんで、弾けたいと思います! みなさんついてきてくれますか!?」と“LOVE ME DO”に繋ぐ。ロックンロールのグルーヴを心得たヴォーカル・ワークが最高だ。

バンドの信頼感抜群なアンサンブルもまた素晴らしくて、オルガン・サウンドが思うさま吹き荒れる“Tell me what you want”、そしてエモーショナルな歌メロをバンドがダイナミックに後押しする、2013年2月リリースのシングル曲“モンスターのかくれんぼ”と、時の経つのも忘れるようなパフォーマンスが続けられる。「今日は、みんなのお陰で、2013年最高の締め括りになりましたー!! ありがとうー! また来年も、どこかでお会いしましょう。最後の曲は、最後まで愛を貫く、という歌です」という紹介と共に披露されたのは、ピアノの旋律に彩られたドラマチックなミディアム・テンポ・バラードの“Last Love”だ。Rihwaヴォーカルの多様性に、最後まで驚かされ続けるステージであった。彼女のブログによれば、つい昨日には2/26リリースのニュー・シングル『春風』のマスタリング作業をフィニッシュしたとのこと。2014年の更なる飛躍を期待させてくれるRihwaのステージだった。(小池宏和)





この4日間の模様を凝縮した別冊付録を、「ROCKIN'ON JAPAN3月号(1/30発売)」に封入! 全ライヴ・アクトのセットリストは、そちらに掲載されます。
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公式スマートフォンアプリ登場 COUNTDOWN JAPAN 13/14

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