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始まる前からフロアに熱気が満ちているのは、そう、これからlocofrankのライヴが始まるから! ぎゅうぎゅう詰めになったCOSMO STAGEから歓声を浴びながら現れた木下正行(Vo・B)、森勇介(G・Vo)、Tatsuya(Dr)が各々のポジションにつくと、ずっしりしたビートを刻み始める。「行くぞ、幕張ー!!」という彷徨を合図にライヴがスタート。そこからのノンストップの展開にフロアは狂騒の渦へ。木下や森のアグレッシブなアクションに応えるかのように、シンガロングや高速の「オイ!」コールが巻き起こる。すっかりアンセム化している“BE FULL”では森や木下が時には腕や足を上げながら楽器を掻き鳴らし、Tatsuyaは全身を使いながらドラムを叩く。ここで、本日21時半から稲毛K's Dreamで無料ライヴが開催されるという告知が入る。歌いだしでひときわ大きな歓声が起こった“across time”では、骨太のビートでオーディエンスのリミッターを片っ端から外していく。ハイテンションな曲調のなかにドラマチックなメロディが光る“reason”では、フロアの隅から隅まで腕が上がるような絶景を作り出した。「2013年、俺らも君らもいろいろあったやろ。たぶん、2014年もそうだと思う。今年32歳になって分かるけど、毎日毎日、何かを始められるチャンスを与えられていると思う。来年は、俺たちにも君たちにも、東北にも日本にも、何かが始まってほしいし、こうやって年末にまた笑い合えたらと思う。心底、音楽で何かが変わると思ってるバンドマン・locofrankです。ありがとうございました!」という木下の言葉から始まった希望の歌“START”でフィナーレを飾った。最初から最後まで陽性のエネルギーを放ち続けた快演。お見事!(蜂須賀ちなみ)




この4日間の模様を凝縮した別冊付録を、「ROCKIN'ON JAPAN3月号(1/30発売)」に封入! 全ライヴ・アクトのセットリストは、そちらに掲載されます。
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