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メンバー4人がステージに飛び込んで来るなり、MOON STAGE全体が大きく沸き立つ。2013年のライヴ・シーンを引っ掻き回して躍進を遂げたKEYTALKが、“太陽系リフレイン”からパフォーマンスをスタートだ。首藤義勝(Vo・B)と寺中友将(Vo・G)による鮮やかなヴォーカル・リレーが思い思いのダンスを誘い、“sympathy”で問答無用のシンガロングを巻き起こすという、驚異的な瞬発力でフロアを熱狂させてしまう。「まだまだ行くぞー!」と“トラベリング”に繋ぎ、異常なソングライティング偏差値の高さと、音楽的運動神経の高さを発揮しながらギター・ソロも決めまくってくれる。

「下北沢から来ましたKEYTALKでーす!」と告げる小野武正(MC・Cho・G)が、ニックネーム込みでメンバーを順繰りに紹介しつつ各自が挨拶。そこから繰り出されるのは、メジャー進出シングルとして11月にリリースされた“コースター”! 更には3月に発表したフル・アルバム『ONE SHOT WONDER』から“fiction escape”という展開だ。COUNTDOWN JAPANコールを巻き起こして「冬・幕張を、夏・幕張に変えませんか、皆さん!」と小野が呼び掛け、突入したのは“MABOROSHI SUMMER”だ。終始一貫してダンサブルなロック・ビートを繰り出し続けているのは八木優樹(Cho・Dr)である。「みんな、悔いのないように楽しんでってください!」という言葉から最後に放たれた“アワーワールド”では、溢れんばかりのシンガロング・フレーズとクラップがMOON STAGEを満たしていた。これまでのキャリアをしっかりと見渡したセットリストで、大躍進の1年を物語るようなステージだった。(小池宏和)





この4日間の模様を凝縮した別冊付録を、「ROCKIN'ON JAPAN3月号(1/30発売)」に封入! 全ライヴ・アクトのセットリストは、そちらに掲載されます。
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