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COUNTDOWN JAPAN 13/14 公式サイト
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本日のGALAXY STAGE前半戦の最後となるスロットに登場したのは中川翔子! 華やかにして力強いバンド・サウンドの中、「COUNTDOWN JAPANー!!」とステージ中央に飛び込んでくるしょこたん、まずは“空色デイズ”で「2013年、最後の瞬間まで最高に生きようーっ!!」「みんな、もっと荒ぶってっ!!」と抜けが良すぎるキュート・ヴォイスで煽りまくる。12月11日にダブル・タイトル・シングルの一曲として発表された“さかさま世界”は、コスプレで踊りまくる熱狂的サポーターのリードもあって、一様に跳ね上がりつつ声を上げてしまうオーディエンスである。曲間にはもの凄いスピード&ヴォルテージでMCを飛ばしまくり「バッカルコーン!」ジャンプを強要。「氷河期とか隕石とか大変なことがたくさんあった歴史の中でも今が一番平和で、そんな貴重な時間を割いていただいたということで、絶対盛り上げてやるー!」「初めましての方が圧倒的多数を占めるということで、ぼっち人生を歩んで来た中川、人見知りA.T.フィールド発動っ!」とマシンガンのように名台詞を放ちつつ、『しょこたん☆かばー』シリーズの中でもクラシック中のクラシック“残酷な天使のテーゼ”で驚喜させてくれる展開である。

ヘビメタ色の強いギター・ソロの決まる新曲“9LIVES”、そして「COUNTDOWN JAPAN! ドMの変態だらけなんだって!? それならたっぷり可愛がってあげるよっ!!」とタオルを振り回す“紅恋毒蝕”、更には「まだまだ、ドSの中川見せてやる! てめえら、臓物ブチ撒けて食ってやるぁ!!」と手を緩めずに放たれる“TYRANT too young”と、2ビートの爆走+クラシカルな旋律が溢れる中にもその突き抜けるような声が揺らぐことはない。魅力はあれやこれやとあるけれど、しょこたんは何しろ素晴らしいシンガーなのである。「本日はドSな中川をお見せしてしまい、御無礼の数々、誠に申し訳ありませんでした!」と全力の土下座で歓声を浴び、「約束してください。COUNTDOWN JAPANに出るという夢が叶った中川、来年も病気しません怪我しません死にません! だから皆さんも死ぬな! もし胃腸炎とかになったら、来年もドSな中川が折檻しに来ます!」と、4年ぶりのオリジナル・フル・アルバム発表も告知し、七色のダンス・チューン“rainbow forecast ”でこの日のステージをたくさんの笑顔とともに締め括った中川翔子。レポートでは全MCのうちの10分の1も拾えてないけれど、要は最高だったということです。今年もありがとう、しょこたん。(小池宏和)




この4日間の模様を凝縮した別冊付録を、「ROCKIN'ON JAPAN3月号(1/30発売)」に封入! 全ライヴ・アクトのセットリストは、そちらに掲載されます。
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公式スマートフォンアプリ登場 COUNTDOWN JAPAN 13/14

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