「COUNTDOWN JAPAN 13/14」、初日COSMO STAGEのまっさらな舞台にトップバッター・SEBASTIAN Xが登場！　大勢のオーディエンスが待ち受けるなか、ベース飯田は元気いっぱいに飛び上がってオンステージ。「今年も残すところあと82時間と30分です！　最後まで悔いのないように!!」とドラムス沖山が呼びかけ、“サディスティック・カシオペア”が鳴り響くと共に鮮やかな七色ドレスの永原真夏（Vo）が登場。フロアを照らすようなブライトな歌声を響かせ、「はじまって早速ですけれども、みなさんの声が聞きたいと思っています！」と呼びかければ、フロアは「イェイ、イェイ、イェイ！」と盛大にシャウト。続けて「ダンス・タイムといきましょうかみなさん!?　好きなように身体を揺らして遊んでください！」（真夏）となだれ込んだ“ヒバリオペラ”では、フロアにいくつもの腕が威勢よくウェーヴ。その中盤、「ここらでSEBASTIAN Xと一緒にコール・アンド・レスポンスしてくれませんか？」と真夏が呼びかけ、「トンプー！」「ウォーアイニー！」「火の車！」「ストロベリー！」と再び特大のコール＆レスポンスが……早くも一体感は最高潮だ。

ひと息ついて、「2013年の『COUNTDOWN JAPAN』、COSMO STAGEはこの瞬間から始まるということで、すごく光栄に思っています」と心を込めて真夏。続くシャッフル調の“DNA”でも「聞こえるかい？」「聞こえるよー！」と沸き立つような交歓がなされていく。その音楽性しかり、ステージングしかり、とことんポップでありながらもタブーや常識をとことん打ち破っていくラディカルなアティチュードは本当に痛快だ。「ラスト1曲！　2013年、最後の最後までみっちり遊んでくれますか!?　一緒に歌ってください!!」（真夏）と終盤も声を限りにシャウト。躍動的な“GO BACK TO MONSTER”のバンド・アンサンブル、そして底抜けに明るい真夏の歌声とアジテーションが見事なまでのパーティ空間を生み出していったのだった。これ以上ない、最高の幕開けだ！（奥村明裕）