「大人の階段の踊り場で、コーヒー牛乳飲みながらタバコ吸ってるようなバンド、GOING UNDER GROUNDです！」と自己紹介し、松本 素生（vocal,guitar）、いきなり鉄板アンセム“トワイライト”を歌い始める。大歓声が挙がり、「あっ“トワイライト”だ！」と、どんどん人が集まってきたところで、三ツ矢サイダーのCMソングでヒットした“STAND BY ME”を投下して、フラッと寄った人たちを立ち去れなくする作戦。まんまと大盛況に。

次のブロックは“Teenage Last”“天国の口、終わりの楽園”の、8/24リリースのニューアルバム『Out Of Blue』の2曲の間に、超盛り上げシンガロング曲“LISTEN TO THE STEREO!!”がはさまる曲順。新しい曲、どっちもヤバい。特に“Teenage Last”、なんだかやたら涙腺にくる。
“天国の口、終わりの楽園”ではホーン×2＆パーカッション＆アコギのサポート4名が登場（パーカッションは古舘佑太郎）。ホーンが奏でる『北の国から』のテーマにのせて松本 素生、中途半端な五郎さんのモノマネでこのフェスに戻って来た喜びを伝えてから曲が始まった。
シメは『Out Of Blue』の先行シングルで、3人体制での再スタートを告げたマニフェスト・ソング“the band”。すばらしかった。前に素生くんと話した時、「解散できるタイミング、何度もあったのに、続けちゃったんですよねえ」と言っていたけど、続けてくれてよかったと思う、本当に。（兵庫慎司）

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