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LAKE STAGE 18:40

ロックの自由と喜びが生んだ、熱狂の理想郷

初日LAKE STAGEのラストを飾るのは、2年連続出演のMONOEYES! 特に細美 武士(Vo・G)は、今日はthe HIATUSとのダブルヘッダー出演だが、「ロッキン1日目どうだった? 最後バーッといこうぜ! よろしく!」と快活に呼びかける言葉と“My Instant Song”の熱唱から伝わってくるのは、どこまでも高純度なロックを体現する喜びそのものだった。
戸高 賢史(Guitar)/Scott Murphy(Bass & Chorus)/一瀬 正和(Drums)とともに突き上げるアンサンブルが満場のLAKE STAGEをシンガロングへと導き、一面のジャンプが大地を揺さぶっていく。そのまま続けて“Like We’ve Never Lost”“Cold Reaction”と立て続けに放ったソリッド&アグレッシブなナンバーが、暮れ行く空と夕風を切り裂くように響き渡る。

「LAKEのトリやらしてもらって、こんなの夢みたいだよ!」と満場のLAKE STAGEを見渡して語る細美。“When I Was A King”のアグレッシブな爆走感から、スコットのバンド=ALLiSTERの“Somewhere On Fullerton”に突入、さらに“明日公園で”の晴れやかな歌で会場をさらに熱く高揚させていく。

そこから“End Of The Story”“Remember Me”で大団円――と思いきや、アンコールを求める手拍子に応えて再び4人が登場! 始動からたった1年で、MONOEYESがロックにとって/僕らにとって「なくてはならないバンド」になったことを、この日最後に披露された“グラニート”で沸き返った歓喜の大合唱が如実に物語っていた。(高橋智樹)

この4日間の模様を凝縮した「ROCKIN'ON JAPAN増刊号 ROCK IN JAPAN FES.2016」は9月16日発売予定です! 全ライブアクトのセットリストは、そちらに掲載されます。