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ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2014 公式サイト
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サウンドチェックが進められる中、「よろしくお願いします!」と元気よく現れたYUKA。「あっ、35分からでした。時間間違えた。もうすぐです(笑)」と、すぐに気がついて照れくさそうに笑う……そんなお茶目なキャラクターを発揮した場面の後、KOUSUKE MASAKIもステージ上に登場。そして、「お待たせしました! 今日は思いっきりここで気持ち良くなりたいです。気持ち良くなってくれますか!」とYUKAが呼びかけ、1曲目“Sunshine Girl”がスタートした。MASAKIが吹き鳴らす口笛、穏やかに刻むギターから幕開け、サポートプレイヤーのドラムとベースも加わって、瑞々しいメロディが響き渡っていく。続いて、「ROCK IN JAPAN、初出演でございます。嬉しい。この日に向って胸が高まっていました。とうとうこの日が来ました。気持ち良くなって帰ってね!」というYUKAの挨拶を挟んで“Chu Chu”へ。軽やかにステップを踏みながら歌う彼女の姿が眩しい。その優雅な動きに誘われて、観客は明るく手拍子をしながら盛り上がっていた。

「ひたちなかー!」と、いつになくハイテンションなMASAKIを見て、「びっくりした~!」と目を丸くしたYUKA。そんな微笑ましいやり取りを経て、再び演奏へ。“Bon Appetit”がスタートした。「気持ち良くなったら飛んでね!」と冒頭でYUKAが呼びかけていたが、笑顔を浮かべながらジャンプする観客の熱気がすごい。続いて届けられた“エメラルドの丘”も、エネルギッシュな皆のダンスによってSOUND OF FORESTの芝生が揺らいだ。

「みんなに会えて良かった。ここに集まってくれて本当にありがとうございます!」とYUKAが言い、ラストに披露されたのは“LOVE before we DIE”。心底心地よさそうに歌いながら飛び跳ねるYUKA、エネルギッシュなサウンドを躍動させるバンド、腕を掲げながら興奮を露わにする観客……あの場にいた全ての人々が完全に1つになり、音楽を共有する感動的なひと時となった。「また会いましょう!」と手を振り、歓声を浴びながら去って行ったmoumoon。彼らに送られた大きな拍手。初めてライヴを観たという人もいたと思うが、すっかりファンになってしまったに違いない。(田中大)





この4日間の模様を凝縮した「ROCKIN'ON JAPAN増刊号 ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2014」は9月13日発売予定です! 全ライヴ・アクトのセットリストは、そちらに掲載されます。
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