メニュー
COUNTDOWN JAPAN 12/13 クイックレポート



YOUR SONG IS GOOD・サイトウ“JxJx”ジュンからバトンを継いだのは、前日30日のEARTH STAGEを圧巻のアクトで締めくくってくれたTAKUMA from 10-FEET! 冒頭から“FLY AGAIN”(MAN WITH A MISSION)投下で熱狂の果てへとテイクオフ。「ミクスチャーロックは好きですかー!?」の呼びかけには怒号のような「イエーー!」が投げ返されるなど、瞬く間にASTRO ARENAを飲み込んだ熱気は完全にライヴハウスのそれだ(フロアはTシャツ姿のキッズでいっぱい!)。

dustbox、Northern19らパンク・シーンの盟友たちのナンバーにあわせてステージを右に左に走り回るなど、当の本人がいちばん楽しんでいるんじゃないかと思うほど、心底うれしそうにプレイするTAKUMA。屈託のないスマイルを浮かべるその表情は、フロアで歌い踊るキッズと何ら変わらないように思える。また、「同じ京都のROTTENGRAFFTYってバンドです!」、「横浜のオレのめっちゃ尊敬する先輩(=BOMB FACTORY)の曲かけます!」と折にふれて語る彼は、お気に入りのPUNKを語る近所の兄ちゃんといった具合で、この飾らない親しみやすさこそ、10-FEETがこれだけ熱い支持を受け続けるひとつの所以だろう。そんなTAKUMAとキッズの熱い交歓は、スタンド席をでっかいウェーヴで沸き立たせたラストの“その向こうへ”(10-FEET)まで途切れることなく続いたのだった。「今日流した曲、後でTwitterにあげるから!」とも語っていたので、気になった方は「@takuma10feet」をチェック!(奥村明裕)