ブライアン・イーノ、円熟の傑作『フォーエヴァーアンドエヴァーノーモア』を語る。17年ぶりのボーカルアルバムを通じ、世界に届けたかったイーノのメッセージとは?

ブライアン・イーノ、円熟の傑作『フォーエヴァーアンドエヴァーノーモア』を語る。17年ぶりのボーカルアルバムを通じ、世界に届けたかったイーノのメッセージとは? - rockin'on 2022年11月号 中面rockin'on 2022年11月号 中面

現在発売中のロッキング・オン11月号ではブライアン・イーノのインタビューを掲載!
以下、本インタビューの冒頭部分より。



「不在を示すことは、存在を強調すること。
近藤麻理恵(こんまり)は過剰すぎる物質主義へのアンチテーゼとして、『持つものを少なくすると人生はもっといいものになる』ということを言っていて、これは政治的にも強力なメッセージになる。
僕もそういうメッセージの一端になりたいと思う」


●『フォーエヴァーアンドエヴァーノーモア』が新作として出ますが、これは17年ぶりにあなたがボーカルを取るアルバムになります。あなたはHPでもこのアルバムが環境的にこの惑星が危機に陥っていることを題材にしていると示唆していますが、こうしたテーマを今回のアルバムに取り上げたこと、また自分で歌うことにした理由を教えてください。

「それはまず、僕はまた歌いたくなったっていうことがあったからなんだ。歌をやめたことはなかったんだけど、ただ、レコードではずっと長い間やってなかっただけで(笑)。でも、17年ぶりというのは間違っていて、というのは、『ザ・シップ』(2016年)でも実は、僕は歌っているからなんだよ。ただ、そもそも僕が歌を休止した理由は、楽曲の構造に納得がいかなくなったからなんだ。歌がある曲は必ずリズムが軸になっていて、コード進行も重要なものになっていて、そういう形式の音楽はもう作りたくないと思ったんだよね。だけどそこで考えたのが、自分が好きなアンビエントミュージックに、歌を合わせてみたらどうなんだろうということだった」



ブライアン・イーノの記事の続きは、現在発売中の『ロッキング・オン』11月号に掲載中です。ご購入はお近くの書店または以下のリンク先より。

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