【今月の気になるあいつ】 ドミ&JD・ベック、超絶テクのジャズも、どこまでもポップなR&Bも聴かせるキュートなデュオをご紹介!

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【今月の気になるあいつ】 ドミ&JD・ベック

2000年生まれ仏出身のドミ・ルーナ(Key)と、2003年生まれテキサス州ダラス出身JD・ベック(Dr)による2人組。SNSをきっかけに高い評判を呼び、名だたるアーティストたちと共演。22年にはアンダーソン・パークが新たに立ち上げたレーベル、エイプシット・インクと名門ブルーノート・レコードと契約。8月にデビューアルバムをリリースした。


現在発売中のロッキング・オン11月号では、「気になるあいつ」にてドミ&JD・ベックを掲載しています。本記事の一部をご紹介。



文=高見展

超絶的なテクニックでジャズ演奏を聴かせるかと思えば、ジャジーではあるけどどこまでもポップなR&Bも聴かせるデュオ、ドミ&JD・ベック。ドミは今年22歳、JDは19歳とこの技量でこの若さというのが驚きだが、さらにふたりのファッションや佇まいのキュートさもインパクト抜群だ。

ふたりの演奏のあまりの手練れさや確かさと、その雰囲気と感性とのギャップがたまらなく魅力的なのだ。ある意味で、このギャップこそがふたりの若さだともいえるわけで、こうしたジャズ系の音に若さでもってポップさをもたらすその存在感には、ただすごいと感嘆するしかない。

キーボードのドミ・ルーナはフランス出身で、3歳からピアノやドラムを始め、絶対音感を持っていたことから両親から音楽の英才教育を促された。幼少期にはキース・ジャレットの虜になり、パリ国立音楽学校を経て、ボストンの名門バークリー音楽院へ転籍。フランスでもみっちりジャズを学んだのだが、ドミはその奔放さから叱責されることが多く、アメリカへ渡って初めて自分のエキセントリックな性格を表現するように促されたという。(以下、本誌記事へ続く)


続きは、『ロッキング・オン』11月号で! ご購入はお近くの書店または以下のリンク先より。

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