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MOON STAGE16:30

CDJ初出演! ロックとポップの楽園へようこそ

2日目も折り返し点を過ぎたここMOON STAGEにはTETSUYAが登場! L'Arc~en~Ciel/ソロ含め今回がCOUNTDOWN JAPAN初出演ということもあり、開演前からファンの熱気と期待感が立ち込める中、ロックスター感を全身にまとったTETSUYAがオンステージ! “LOOKING FOR LIGHT”に流れ込んで晴れやかな歌声を突き上げると、MOON STAGEに熱いハンドウェーブの輪が広がっていく。さらにそこから一転、アグレッシヴなロックモード全開で初期からのアンセム“蜃気楼”へ! 辣腕メンバー揃いによる強烈なバンドサウンドを意気揚々と乗りこなしながら、さらなる躍動感を楽曲に吹き込み、観客の歌声を誘っていく。

MCを挟むこともなく、ひたすらストイックに楽曲を畳み掛けていくTETSUYA。続いて披露したのは、ニューシングル曲“Time goes on〜泡のように〜”。自身初となるL'Arc~en~Cielのセルフカバー曲(オリジナルは2004年のアルバム『SMILE』に収録)でもあるこの楽曲が、オーディエンスのひときわ熱い高揚感を呼び起こしていく。開放的なポップ感とロックの野性がせめぎ合う「ソロアーティスト・TETSUYA」の音楽世界が、刻一刻とカラフルかつ伸びやかに繰り広げられ、MOON STAGEを歓喜で震わせていく。

“lonely girl”の歌詞に織り込まれたありったけのセンチメントを、パワフルなアンサンブルとともに極彩色に染め上げていくTETSUYAの歌声。《キラキラ回れ! Roulette 運命の瞬間を》というフレーズに応えて、フロア一面にタオルの渦が巻き起こったアッパーなロックチューン“Roulette”……息もつかせぬ展開で全6曲をあっという間に駆け抜けていったTETSUYA。渾身のアクトのラストを飾ったのは“Are you ready to ride?”。黒スーツ姿のダンサーが登場して「Oh!!」「Yeah!」のプラカードを掲げるのに応えて、フロアから熱い歓声が沸き上がり、高らかなハンズクラップが湧き起こっていく。《誰にも邪魔されず未来 切り開いて まだ見ぬ世界》――その鮮烈な歌声とともに高らかに突き上げたポジティヴィティが、フェスの祝祭感と融け合って濃密な多幸感を生み出していく。すべての音が止み、頭上で手を叩きながら「ありがとーう!」と快活に呼びかけるTETSUYAに、熱い拍手が広がっていった。(高橋智樹)

この4日間のすべてを詰め込んだ別冊付録を、「ROCKIN'ON JAPAN3月号(1/30発売)」に封入! 各アクトのセットリスト、厳選ライヴ写真を掲載した永久保存版の一冊!

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TETSUYA

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