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今年から始まった初の試み、その名も「COUNTDOWN JACK」。特定のメジャー・レーベルと契約していない全アマチュア・バンドを対象にエントリーの門戸を開き、最終的にRO69のユーザー投票によって選ばれた上位3バンド、そしてCOUNTDOWN JACK制作委員会が推薦する3バンドの計6バンドが、実際にCOUNTDOWN JAPANのステージに立てるという、夢のような企画がこれ。エントリー開始から約半年、2009年の幕開けとともについに憧れのステージに立った全6バンドのレポートをここにお届けします。



得票数3位。中野区からやってきたどこまでも「性急な」ビートを刻む4ピース・バンド、ブルボンズ。“ロックンロール以外は全部嘘”というド直球なマニフェストナンバーが印象的。



得票数2位。ミクスチャー風サウンドを下地に、ときおり聴かせるヘヴィなギター・リフがフロアを沸かせたALL OFF。本場カリフォルニア仕込みのオリジナリティある英詞がオーディエンスに突き刺さる。



得票数1位。最も多くの支持を集めたピュアネス溢れるメロディック・バンド、Cool Runnings。フロントマンの鈴木俊(Vo&G)は「嬉しすぎて言葉がないです。泣きそう」と少し感極まっていた。



RO69推薦バンドその1。秋葉原を拠点に活動する3ピース・バンド、オーイェーズ。「変わった名前ですけど、よろしくお願いしまーす」という自己紹介だったが、そのサウンドと歌詞も個性的。特に“フューチャーマン”は楽曲としてのクオリティもかなり高い。



RO69推薦バンドその2。言葉数は少なかったもののロックバンドとしての色気を絶妙に醸し出していた茨城出身の3ピース、plenty。江沼郁弥(Vo&G)の歌と存在感がとにかく際立っていた。



RO69推薦バンドその3。卓越したテクニックと強力なアンサンブルが武器の3ピース、SALADBOWL。テクニックだけでなく、ひたすらエモーショナルな馬場のヴォーカルもかなり魅力的だった。

文=徳山弘基