ポール・マッカートニー、トム・ヨークにコラボを持ちかけて断られるのが怖いと語る
2013.10.03 12:00
10月14日(月・祝)に新作『NEW』をリリースするポール・マッカートニーだが、レディオヘッドのトム・ヨークとぜひコラボレーションを試みてみたいとしながらも、トムは興味がないのではないかと思っておいそれと声をかけられない心境を明らかにしている。
ポールはトムやデーモン・アルバーンとのコラボレーションについてはやってみたいと常日頃から考えていて、ポールの家族はトムについて賛成してくれていると次のように『NME』に語っている。
「娘のステラはすごく乗り気なんだよね。なんかプロジェクトが見えてるみたいで、『トムに電話をかけて、スタジオに入って、どう転ぶかやってみればいいじゃない』って一点張りでさ。でも、僕はちょっと電話をかけるのが怖いというか。『トム? こちらポールだけどね、今なにを考えてやろうとしてる? 一緒に書いたりするのってどう?』と訊いてみたところで、忙しいと言われるんじゃないかって思ってね」
さらにポールはぜひ一緒にやってみたいというアーティストがもう一人いると次のように語っている。
「数年前に僕とボブ・ディランが一緒に書いてるっていう噂があったんだけど、それがずっと脳裏に引っかかってるんだよね。ボブとはぜひ一緒にやってみたいと思うよ」
なお、トムはポールの『追憶の彼方に〜メモリー・オールモスト・フル』制作時に声をかけられているが、曲を聴いて(“ミスター・ベラミー”)ピアノが自分には難しすぎると断った経緯がある。
なお、新作『NEW』にはプロデューサー陣にマーク・ロンソンやアデルを手がけたことで有名なポール・エプワース、キングス・オブ・レオンやローラ・マーリングを手がけたことで知られるイーサン・ジョンズのほか、ザ・ビートルズのプロデューサーと知られるジョージ・マーティンの息子でプロデューサーのジャイルズ・マーティンも制作に参加している。
新曲“New”のリリック・ビデオはこちらから。
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