現在発売中の『ROCKIN'ON JAPAN』8月号にSUPER BEAVERが登場！今俺たちが歌っている「未来」は聴いてくれる人たちにとっての未来でもあって。
そこには俺たちにとっての「過去」も含まれていて。
「未来」という言葉を発する責任感は強くなってきている
“儚くない”で辿り着いた、今の4人だから描ける「未来」のかたち――次号、初の表紙巻頭決定！
インタビュー＝小川智宏 撮影＝山﨑泰治
映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-』の主題歌として書き下ろされたバラード“儚くない”で、SUPER BEAVERはこう歌い始める。《いつまでもないと わかっていても／いつまでもあってほしい／僕は死ぬことが 年々怖くなってる／その弱さは 憎めないな》。その《いつまでもあってほしい》という願いこそ、今の彼らが歌う「未来」の姿だ。
自分たちでレーベルを始めて最初にリリースしたアルバム『未来の始めかた』を引用するまでもなく、彼らはずっと未来を歌い続けてきた。だがその未来は、彼らが年齢を重ね、バンドとして向き合うものも徐々に移ろう中で、少しずつその形を変えてきたのだと思う。自分自身を焚き付け、全力で掴み取るための未来から、自分にとって、そして誰かにとって大事なものを守り、抱きしめ続けるための未来へと。それがこの曲で歌われる《しぶとく僕は 生きていたいよ》という思いの正体だ。今彼らが思い描く未来とは、そしてその中でバンドを続けていくとはどういうことか。大きなターニングポイントとなるであろう夏を前に、4人とその未来について語り合った。
そして、次号は初の表紙巻頭でSUPER BEAVERのすべてをひもとく大特集を敢行するので楽しみにしていてほしい。
（『ROCKIN'ON JAPAN』2023年8月号より抜粋）
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