マイケル・ジャクソンの娘パリス、父マイケルへのバッシングに「(父の)名を本当に傷つけられると思ってる?」とコメント

マイケル・ジャクソンの娘パリス、父マイケルへのバッシングに「(父の)名を本当に傷つけられると思ってる?」とコメント

マイケル・ジャクソンによる2人の少年に対する性的虐待を描いたドキュメンタリー映画『Leaving Neverland』が物議を醸しているなか、マイケルの娘であるパリス・ジャクソンが同映画に対し初めてコメントしたことは先日本サイトでも報じた通りだ。

パリスは「みんなは、私の人生を私よりもマジに受け止めてるのね。落ち着きなよ」とTwitterに投稿し、このツイートに対し相次いだ批判の声に対しても、「みんな穏やかになった方がいい」と立て続けにツイートを投稿していた。

その一連の投稿の中で、ファンからの声に対する返信として、父マイケルの「名前を傷つけることが本当にできると思ってるの?」とコメントしていたことが新たに明らかになった。

パリスはファンからの「タブロイド紙はマイケルの名声を失わせて、彼の音楽を止めようとしてるけど、そんなことどうでもいいよね」とのコメントに対し、以下のように返信した。

「そう、彼らは良心がある人たちに対しても、そういうこと(タブロイド紙などで揚げ足をとるようなこと)をするような人たちよ。彼の名前を傷つけることが本当にできると思ってるの? 本気で勝ち目があると信じてる? 落ち着いて、平和にね」

一方で、マイケルの甥であるタージ・ジャクソンは先日、「NME」とのインタビューにおいて、『Leaving Neverland』に対抗するためのドキュメンタリー作品の詳細について語っている。

同作はこれまでにもあったような、叔父であるマイケルの栄光だけを描くものにはならないと以下のようにコメントしていたという。

そういうドキュメンタリーはすでにたくさんあるからね。媚を売るような作品にはならないよ。「さあ、博愛主義者としてのマイケル・ジャクソンを描こう」というものじゃない。この20、30年の間に溜まったものをさらけ出そうということだよ。

さらにタージは、当時13歳だったジョーダン・“ジョーディ”・チャンドラーの父親エヴァン・チャンドラーが、マイケル・ジャクソンに対して初めて公に訴えを起こした性的虐待疑惑について「1993年のあの疑惑から始めるつもりなんだ。なぜなら全てはあの時に始まったと思うから」と話し、次のように言及したということだ。

この映画では、民事訴訟での和解や、なぜ彼が和解したのかについても描かれる。一時期、和解には反対していた彼だけど、結局は折れたんだ。じゃあなぜ彼が折れたか? 僕のドキュメンタリーでは、それも含めて全部描くつもりだよ。

なお、マイケル・ジャクソンの遺族は現地時間3月3日、4日に『Leaving Neverland』を放送した米ケーブルTV局HBOを相手取り、名誉棄損を理由に1億ドル(約110億円)の賠償金を求めて訴訟を起こしたと報じられていた。

また、『Leaving Neverland』によりエンターテイメント業界全体への影響も生まれており、ドレイクが自身のライブのセットリストからマイケル・ジャクソンをフィーチャリングした“Don’t Matter to Me”を外したと報じられている他、『ザ・シンプソンズ』にマイケルが声優として出演したエピソードの放送停止も決定となっている
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