コートニー・ラヴ、カート・コバーンの新作ドキュメンタリーの編集権を拒まれる

コートニー・ラヴ、カート・コバーンの新作ドキュメンタリーの編集権を拒まれる

来年公開を予定しているニルヴァーナのカート・コバーンを追ったドキュメンタリー『Montage of Heck』について、コートニー・ラヴは編集権を奪われていることが明らかになっている。

『Montage of Heck』はザ・ローリング・ストーンズのドキュメンタリー作品『クロスファイアー・ハリケーン』のブレット・モーゲンが監督を務めていて、カートの娘のフランシス・ビーン・コバーンがエグゼキュティヴ・プロデューサーとしても参加している。

コートニーは初期段階では製作にも加わっていたというが、現在では作品の内容に口出しできないことになっているとモーゲンはザ・ハリウッド・リポーター誌に語っている。

「コートニーはこの宝庫への鍵をぼくに託し、最終的な編集権もぼくに預けてくれたんだよ。ある時点からはぼくはフランシスとより緊密に作業を重ねることになったんだ。コートニーは作品の中の題材にもなってるから、コートニーが編集に口出ししない方がいいんじゃないかと関係者全員で合意に達したんだよ」

作品は来年HBO系テレビで放送されることになっているが、来年の1月にはサンダンス映画祭でプレミエを迎えることになっていて、コートニーはまだ作品を観ていないとモーゲンは語っている。

「コートニーはまだ作品を観てないんだよ。観るつもりがあるのかもぼくは知らないんだけどね」

その一方でフランシスはコートニーの作品への関与を次のようにツイートしている。

「母は完全に作品に関わっているから。資料や写真、ホームムーヴィーやその他いろいろ提供したのは母で、インタヴューもみっちりやってるから」

なお、作品のタイトル『Montage of Heck』はカートが19歳の頃に制作したミックス・テープのタイトルを流用したものだという。

(c) NME.COM / IPC Media 2014

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