ニール・ヤング、究極のローファイ・カヴァー・アルバム『A Letter Home』をリリース

ニール・ヤング、究極のローファイ・カヴァー・アルバム『A Letter Home』をリリース

かねてからリリースされると伝えられていたニール・ヤングのカヴァー・アルバム『A Letter Home』が4月19日にジャック・ホワイトのサード・マン・レコードからリリースされた。

レコーディングもサード・マン・レコードのあるナッシュヴィルで行われているが、スタジオではなく、サード・マン・レコードに設置されている1940年代の簡易レコーディング・ブースを使って行われたという。カヴァーとして取り上げられた曲はこれまで伝えられていたゴードン・ライトフットの"朝(あした)の雨"、アイヴォリー・ジョー・ハンターの"シンス・アイ・メット・ユー・ベイビー"、フィル・オクスの"木の葉の丘"、ティム・ハーディンの"リーズン・トゥ・ビリーヴ"、バート・ヤンシュの"ニードル・オブ・デス"のほか、ボブ・ディランの"北国の少女"、ブルース・スプリングスティーンの"マイ・ホーム・タウン"、ウィリー・ネルソンの"オン・ザ・ロード・アゲイン"、ジ・エヴァリー・ブラザーズの"アイ・ワンダー・イフ・アイ・ケア・アズ・マッチ"などを取り上げている。

なお、このカヴァー・アルバムがレコーディングされたブースについてニールは「まるで電話ボックスだったよ。密室でアコースティックとハーモニカというもので、マイク1本を通してアナログ盤に刻み込んだっていうものなんだ」と説明している。しかし、この「ローファイ・アナログ・レコード」を高音質サウンドとしてリリースするのが今回のアルバムの特徴となっていて、ニールはこれを「レトロ・テック」と名付けている。

トラックリストは以下の通り:
01. “Changes” (Phil Ochs)
02. “Girl From The North Country” (Bob Dylan)
03. “Needle of Death” (Bert Jansch)
04. “Early Morning Rain” (Gordon Lightfoot)
05. “Reason To Believe” (Tim Hardin)
06. “On The Road Again” (Willie Nelson)
07. “If You Could Read My Mind” (Gordon Lightfoot)
08. “Since I Met You Baby” (Ivory Joe Hunter)
09. “My Hometown” (Bruce Springsteen)
10. “I Wonder If I Care As Much” (The Everly Brothers)

(c) NME.COM / IPC Media 2014
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