11月6日（火）、クイーンの歴代アルバム25作品を「LPレコード」でコレクションできるマガジン・シリーズ（隔週刊）、その名もずばり隔週刊『クイーン・LPレコード・コレクション』がデアゴスティーニ・ジャパンから創刊される。

映画『ボヘミアン・ラプソディ』の公開をきっかけに、「クイーンの“マジカルすぎる”ディスコグラフィーを改めてじっくり聴き込んでみたい！」と思っている音楽ファンにとっては、まさに絶好のタイミングでの創刊だ。

気になる「25作品」の内訳を詳しく見ていこう。まず、1973年リリースのデビュー盤『戦慄の王女』から、フレディ・マーキュリーの死後に発表された『メイド・イン・ヘヴン』（95年）まで、全15枚の「オリジナル・アルバム」は当然すべてコンプリート。巨大SFロボットのジャケ・イラストでおなじみの『世界に捧ぐ』（77年）、大ヒット曲“RADIO GA GA”や“ブレイク・フリー（自由への旅立ち）”を収録した『ザ・ワークス』（84年）など、いずれも70～80年代のロック史を代表する名盤がずらりと揃っている。

さらに『グレイテスト・ヒッツ』の「Ⅰ～Ⅲ」に加え、今回のコレクションには計7作の「ライブ盤」が含まれている点も嬉しいポイント。『ライブ・アット・ザ・レインボー '74』、『オデオン座の夜～ハマースミス1975』、『クイーン・ライブ!! ウェンブリー1986』など、クイーンの真骨頂である「伝説のステージ」を合わせて体感することで、バンドの栄光の軌跡をより立体的に振り返ることができるラインナップだ。


ちなみに第一回の「創刊号」に選ばれた一枚は、75年発表の4thアルバム『オペラ座の夜』。ご存じのように、初期のクイーンを代表する名盤にして、疾風怒濤の名曲“ボヘミアン・ラプソディ”を収録した大人気アルバムで、コレクションの幕開けにはぴったりの一枚。その後、第2号は『戦慄の王女』（11月20日発売）、第3号は『クイーン Ⅱ』（12月4日発売）、第4号は『メイド・イン・ヘヴン』（12月18日発売）と、隔週ペースでの刊行が予定されている。


続いては、各号の「中身」を確認していこう。コレクションのすべてのLPは「重量盤180グラム」のレコードを採用。通常の重さのレコード（大体120～130グラム）と比べると、手で持った感触にズッシリと重量感があって、ターンテーブルの上での安定性にも優れている。

肝心の音質の方も、オリジナルのマスター・テープから最新のリマスター技術を駆使して復刻されており、たとえば“ボヘミアン・ラプソディ”のオペラ・パートなんか、オリジナル盤そのままの音の奥行き＆クリア感＆迫力を再現。《ママミア、ママミア、ママミア、レミゴー！♪》と、思わずコーラスを一緒に歌いながらヘッドバンギングしたくなっちゃう人もきっと多いはずだ。

さらに毎号のコレクションには、「マガジン」と称された冊子も付いてくる。誌面にはバンドの貴重な秘蔵フォトにくわえ、アルバムのメイキング秘話、全メンバーのインタビュー発言などを掲載。まさに「雑誌」感覚で各アルバムの成り立ちを「深堀り」していくことができるので、全コレクションが完結する頃には、あなたも立派な「クイーン博士」になれているかも！？（内瀬戸久司）

●製品情報
隔週刊『クイーン・LPレコード・コレクション』　
2018年11月6日（火）創刊 / 全25号 / A3 変形（≒LP サイズ）
創刊号特別価格 ：1,980円 / 通常価格（1枚）：2,980円 / (2枚組)：3,990円 / (3枚組)：4,990円

※創刊号から第11号までを通して購読した方には、ここでしか手にしか入らないオリジナル「ロゴ入りノート」の素敵なプレゼントも用意されています。詳しい価格・リリース順・発売予定日などの情報は、デアゴスティーニ・ジャパンの商品紹介ページ（https://deagostini.jp/sn/rockinon/qur/i/）へどうぞ！

※記事初出時、「デアゴスティーニ・ジャパン」の表記に誤りがありました。訂正してお詫び致します。