ゲスの極み乙女。、タキシードで「極み」の考えを語る

ゲスの極み乙女。、タキシードで「極み」の考えを語る
今月も猛烈に取材しておりますが、ゲスの極み乙女。も次号JAPANに登場してくれる。

最近は、シングルが届くたびにあまりの素晴らしさに感動させられて仕方ないが、今回のシングル『オトナチック/無垢な季節』は正直これまででもっとも凄い、と僕は感じた。
絵音の作曲の精度もさることながら(SMAPへの提供曲も素晴らしい!)、プレイヤーとしての4人のギアがまた一段踏み込まれたような印象がある。
わかりやすく派手になったわけではないが、楽曲主義的なあり方として一体化し、「聴きやすさ」と「感情移入のしやすさ」において等しく大きな貢献をしている。

そして、何より驚いたのは、その行き届いたクオリティコントロールが表題の2曲だけでなく、収録されている4曲すべてでさらりと涼しげになされている、ということだ。
野球ではよく、異常的に打てるタイミングにある選手をして「球が止まって見える」なんて言い方をするが、4人は今まさにそんな感じで、要するに「ゲスのことが見えている」状態なのだろうと思う。
エグいくらいに完全無欠のシングルなのだ。

インタヴューでは絵音を中心に、ゲスの現在のメカニズムをしつこく訊かせてもらった。「極み」の考えーーというコピーをつけたのだが、シンプルにして真理的で、ある種の達観を感じさせるような話になっていると思う。

ゲスの極み乙女。は凄いバンドだ。
そのことがあらためてわかるシングル、そしてインタヴューになったと思う。
ぜひ読んでほしいです。
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