M.I.A.、婚約者(財閥の御曹司)と破局!

M.I.A.、婚約者(財閥の御曹司)と破局!

★なんて記事が、今朝(英国時間2月8日)のザ・サン紙にまるで鬼の首を取ったように掲載されていた。

何でもここ最近のM.I.Aは「婚約者ベンジャミン・ブロンフマンともうじき3歳になる息子をNYに残し、
ほとんどの時間を地元ロンドンで過ごしている」のだそう、、、。

これがただの憶測からくるイジメ記事にしろ、
読んでいてやはり猛烈な不快感を抱いてしまったのも事実。

ファンならご存知だろうが、M.I.Aの婚約者ベンジャミン・ブロンフマンは、
欧米経済界では有名なブロンフマン財閥の御曹司。
ベンジャミンの父=エドガー・ブロンフマン・ジュニアは、
なんと総資産25億ドル(約1925億円!)のスーパー・リッチなビジネスマン。

氏はレコード・レーベル=ワーナー・ブラザーズの社長も長年務めていて、
毎年「世界の音楽界リッチ・リスト」が発表されるたびに、
サー・ポール・マッカートニー(総資産3億ドル)や、
最近フェイスブックの株で儲けたU2のボノ(総資産11億ドル)を押さえ、いつもトップにきているので、
ブロンフマン氏の名前に見覚えがある方々も多いだろう。

ストリート性が売り物のアーティストなのに、そんな超リッチな婚約者を持っているということで、
以前からNYタイムズの女性記者に「皮肉たっぷりの揶揄記事」を書かれたり、
各所で嫉妬交じりのバッシングを執拗に受けてきたM.I.A。

ここ数日、彼女が「スーパー・ボウル中指立て事件!→莫大な罰金を支払わされるかも!!!」騒ぎが起きたときも、
「あんな大金持ちの彼氏がいるんだから、百万ドルの罰金ぐらい痛くも痒くもないだろ」トーンの記事や、
叩き投稿がUK中のメディアやネット上に溢れていた。

一般的に「断固労働党支持!/左翼思想崇拝!」の英メディアや音楽ファンにとって、
「ストリート・ワイズなアーティスト+巨額の富」の組み合わせって、
やっぱり「許せない」ダブーなんだな、、、と痛感。
児島由紀子の「ロンドン通信」の最新記事
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