スピッツは、なぜ武道館で初ライヴするのか

スピッツは、なぜ武道館で初ライヴするのか

昨日は、NHKホールでスピッツのライヴ。アルバム『小さな生き物』のツアーで、個人的にはツアー序盤で仙台公演を見に行って以来の2回目。

まだまだ続く長いツアーなので、例によって曲目や演出やステージセットのことは書きません。しかしながら気になっていたのは、おととい発表された7月のアリーナツアー。武道館4日間を含む……ということで、「スピッツは武道館でライヴしないバンドだって言ってたじゃん!」という反応が多数。しかしまあ、いざ武道館でスピッツ観られるっていったら、そりゃ観たいよね。

というわけで、メンバーが何を言うかが非常に気になっていたわけですが、やっぱり言及しました。
MCでのメンバーの会話は、
「なんで武道館でやらないっていってたんだっけ?」
「なんでだっけ?」
という調子。しかし要約すれば、

*昔は、バンドのスケールアップのゴールが武道館、みたいな暗黙の了解があって、それに乗っかるのが嫌だった。
*武道館やったらバンド終わりなのかよ!と思ってて嫌だった。
*昔は武道館、音響が悪くて嫌だった。

ということ。じゃあ今になってみれば、武道館よりずっと大きいさいたまスーパーアリーナでもライヴしてるわけで、全然問題なくね?というニュアンスだった。

そしてライヴ自体は、去年の体調不良が全然問題なく完治したことを痛感させる、力強い絶好調のスピッツだった。

ちなみに終演後の挨拶で「武道館は何か特別なことやるんですか?」とメンバーに尋ねたら、

マサムネ「いや、ぜんぜんやりません!」
テツヤ「(笑)っていうか、まだ全〜然考えてないんだよね」

とのこと。結局どうなるか楽しみだな、武道館。(松村)
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