チェコ、スーパーファイナル& 一夜限りの結成5 周年スペシャル、感動的だった!

チェコ、スーパーファイナル& 一夜限りの結成5 周年スペシャル、感動的だった!
Czecho No Republic、アルバム『Santa Fe』リリースツアーのスーパーファイナル×一夜限りの結成5周年スペシャル!
一夜限りと銘打たれていることもあるが、本当に特別なライブだった。

序盤でフロントマン武井優心が、「結成5周年スペシャルということで、昔の曲もやっていきます。どれだけ盛り下がるか楽しみです」と宣言し、沸く客席。
武井のネガティブ発言も板についてきていて、すっかり愛されている。

初めてのMV曲“マサチューセッツ”、ギター八木類がチェコに入って初めてやった曲“絵本の庭”など、今日だけの特別なセットリストが進んでいく。
アンコールではチェコを結成した張本人である武井とドラム山崎正太郎が最初出てきて、初めてふたりという形態で、最初にチェコの持ち込んだ曲“Good
Bye"を。
武井のアコギというレアなスタイルで演奏された“Good Bye”、あったかい良い曲だった。

一方、『Santa Fe』の初めてライブで聴く曲たちが、びっくりするほど良かった。
武井がMCで、「『Santa
Fe』は、音楽シーンで今流行っている音楽とは関係なしに、自由な音楽をやりたかった。だから皆好きに踊ってほしい」と言っていたが、
音源での唯我独尊ぶりに臨場感と自由さがどっかりと乗っていた。
“Empty Your Mind”の壮大さは出色の出来。

『Santa
Fe』のタイミングでのアーティスト写真を、武井は最初裸で撮ろうと提案したが、実際やってみたらあまりにも気持ち悪くて白い衣装に変更したと言っていたが、
そういったところにも、このアルバムをいかに自由な気持ちで聴いてほしいかという強い思いが込められているんだと思うが、
今日のライブでは、その思いがバンドの5年にわたる大切な物語と一緒くたになって、見事に結実していた。
途中、MCで明かされていたが、武井と山崎の目が潤んでいたらしい。
最後の最後の“ダイナソー”の大合唱、感動的だったなあ。

これからもどんどん音楽シーンの中で確かな存在感を増していくであろうチェコ。
11月29日のJAPAN'S NEXT TURBO!
http://japansnext.jp/event#turbo

年末のCOUNTDOWN JAPAN!
http://countdownjapan.jp/
と、今後もがっつり組んでいかせてもらいたいと思います。

↓こちら、武井が初めて監修したMV、“Firework”。
今日のライブでもすっごい盛り上がってました。


(小松)
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