ノエルの新作にはオアシスの1stを思わせる精神が宿っているとプロデューサーが語る

ノエルの新作にはオアシスの1stを思わせる精神が宿っているとプロデューサーが語る

ノエル・ギャラガーが制作を進めている新作には、オアシスのファースト・アルバム『ディフィニトリー・メイビー』を彷彿とさせる精神が宿っていると、音源を聴いたプロデューサーが語っている。

プロデューサーはノエルと長い付き合いのあるプロデューサーで『ディフィニトリー・メイビー』の共同プロデューサーも務めていたマーク・コイルで、ノエルがニューヨークで行ってきたセッションで作ったデモ音源を今月に入ってから聴かせてもらったと『NME』に語っている。

「ノエルの新作はファッキンすごいって。いろんなところで『ディフィニトリー・メイビー』を思わせる精神が宿っていて、というのもあからさまに盛り上がるからなんだ。あいつはもう宇宙人だよ、ファンだって、なんでこんなすごいものが作れるのかわからなくなるから」

マークは90年代にノエルと一緒にインスパイラル・カーペッツのローディをやっていた頃からの付き合いだというが、ノエルは新作用に50曲から60曲くらいは書いていると明かしている。

「新作を仕上げるのに11曲目が書けなくて困っているような状況では全然ないってことだね。とめどなく湧き出てる状態で、それを今の段階ではアルバムに向けて絞り込んでるところなんだよ。このアルバムは大きな衝撃となるよ。そのあまりの爆発力に、リリースの日には混乱を避けようとする人たちが殺到して、電車もパンクするから」

また、5月14日にリリースされる『ディフィニトリー・メイビー』のリリース20周年記念盤についてマークは本編以外の収録曲をあぶりだすため、アルバムのデモ音源や当時のライヴ音源を半年かけて聴き込んでいったことを『NME』最新号に語っている。

マークは現在ではペイル・ファウンテンズやシャックで知られるマイケル・ヘッドの1997年作品『The Magical Worlds of the Strand』の拡大盤リリースの監修をしているところだという。また、マークは自身が率いるユニット、テイルガナーのライヴも将来的に考えているという。このバンドのドラマーをノエルは2000年に務めているが、現在では加入していない理由を「俺がクビにしたからだよ」とマークは説明しているが、すぐに「当たり前だけど、忙しすぎるってことだね」と訂正している。

なお、オアシスのレーベル、ビッグ・ブラザー・レコーディングスの「チェイシング・ザ・サン」シリーズとしてリリースされる今回の『ディフィニトリー・メイビー』の20周年記念盤だが、セカンド『モーニング・グローリー』や『ビー・ヒア・ナウ』も今年中にリリースされる予定だという。

(c) NME.COM / IPC Media 2014
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