2009年から6年間ガンズ・アンド・ローゼズのリード・ギターを務めたDJアシュバが脱退

2009年から6年間ガンズ・アンド・ローゼズのリード・ギターを務めたDJアシュバが脱退

ガンズ・アンド・ローゼズのギターのDJアシュバが脱退したことが明らかになっている。

DJアシュバは2009年にガンズに加入し、バンブルフットことロン・サールとともにリード・ギターを2人体制で務めてきたが、自身のユニットであるシックス:エイ・エムの活動や家族に時間を割きたいため、ガンズをやめることになったと自身のサイトで明らかにしている。DJ(ダレン・ジェイ)は長い手書きの書簡で今回の決断を表明していて、ガンズに加入してから自分の人生とキャリアが一変したことを振り返り、ファンに対しては自分を受け入れてくれたことを感謝した後に次のように説明している。

「というわけで今、俺は本当に滅入るような心持で、しかし、大きな誇りを持って、この人生の章に区切りをつけ、ガンズ・アンド・ローゼズとともに分かち合った素晴らしい時間を楽しかった思い出として仕舞う決心に至ったということを発表しなければならない。これからの俺は自分のバンドであるシックス:エイ・エム、最愛の妻と家族、そして将来待ち構えているさまざまな冒険のために自分のすべて注ぎこまなければならないという、そんな人生の局面にさしかかったんだ。俺はこれまでも常に音楽を作るという情熱に突き動かされてきたし、シックス:エイ・エムはいつでも俺にとって自分を素直に表現できる場であってきたし、シックス:エイ・エムはそんな情熱を俺の兄弟でありバンドの仲間であるニッキー・シックスとジェイムズ・マイケルと分かち合える場ともずっとなってきたんだ。それに俺はこれまでのとんでもない旅にずっと連れ添ってきてくれた妻のネイティにも今回のことで愛と激励をもらってきているんだ。

この手紙を書きながら、俺としてはどうしてもアクセル(・ローズ)に心の底からの感謝をここで表明しなければならない。俺の人生始まって以来最大限の経験を俺にもたらしてくれただけでなく、俺を心から信じてくれたことにありがとう! あなたは俺の本当の友人だし、俺のチャンピオンだし、いつまでもこの感謝の気持ちは忘れません。これからほかの活動に乗り出して行っても、俺はいつまでもあなたの真のファンであり続けます。それとこれまでの何年間も俺に愛と応援を贈ってくれたファンのみんな全員にも感謝したいです。みんなの支えがなかったら、俺はまったく存在さえしなかったから! だから、これまでのとんでもない生活の1秒たりとも、俺は当たり前のことだと思ったことはないということをみんなにはわかってもらいたいです。

俺のこれからの突撃にみんなも一緒に参加してくれると嬉しいよ! 一緒に世界を制覇しようぜ!」

なお、DJはガンズ加入前の2007年からシックス:エイ・エムをモトリー・クルーのニッキー・シックスとプロデューサーのジェイムズ・マイケルと結成し、これまでにアルバムも3枚リリースしてきている。また、ニッキーの本業であるモトリー・クルーは最後のツアーとなる「ザ・ファイナル・ツアー」を現在敢行中で、12月31日のロサンゼルス公演を最後にツアー活動からは引退することを表明している。
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