スウェードのブレット、「ブリットポップはギター・ミュージックの最後の季節だった」

スウェードのブレット、「ブリットポップはギター・ミュージックの最後の季節だった」

今年に入ってから新作制作に取りかかっていると明らかにしたスウェードのブレット・アンダーソンは90年代のブリットポップについて、ギター・ミュージックが勢いを持っていた最後の季節だったと振り返っている。

スウェードは今年のNME賞でゴッドライク・ジーニアス賞を受賞することが明らかになっているが、ブレットはブリットポップの意義と今も人気が高いことについて次のようにNMEに語っている。

「みんな今もブリットポップについてすごいもんだと思ってるんだと思うし、カルチャー的な視点から振り返ってみると、やっぱりギター・ミュージックの最後の大きなムーヴメントだったと思えるんだよね。ギター・ミュージックが大きな勢いとなった最後の季節だったんだよ。もちろん、ブリットポップの後からも個々のバンドは登場して、そういうバンドはみんな素晴らしい成果を残してるし、それぞれの世界でちょっとした嵐を、あるいは大きな嵐を起こしたかもしれないけど、でも、最後の大きなムーヴメントはブリットポップだったんだよ」

さらに2013年の『ブラッドスポーツ』については次のように評している。

「再結成する前にはちょっと行き先を見失ってたように感じたんだ。でも、再結成してみたら、みんなにぼくたちが一番得意とするものを思い出させることができたんだよね。おかげでアーティスティックな意味でスウェードも再評価されたと思うんだ。さらに『ブラッドスポーツ』では自分たちの最高の作品と張り合える内容を目指したんだよ」

「10年も新作を作ってなくてカムバックするとなると、自分たちを作り変えるわけにもいかないからすごく難しいことなんだよ。だから、自分たちのやってきた最高のものをすべて見直して、それを形にしていかなきゃならないんだ。でも、やってみたおかげでまだスウェードにも素晴らしい音楽を作れると知らしめることができたんだよ」

2月18日に行われるNME賞授賞式でスウェードは受賞のほか、パフォーマンスを披露する予定になっている。

(c) NME.COM / IPC Media 2015
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