ザ・キンクスのデイヴ・デイヴィス、死ぬまでにはキンクス再結成を実現させたいと語る

ザ・キンクスのデイヴ・デイヴィス、死ぬまでにはキンクス再結成を実現させたいと語る

ザ・キンクスのデイヴ・デイヴィスは兄レイとのキンクス再結成の見込みについて、なにかしらのことはやりたいと表明している。

ザ・キンクスは2013年に結成50周年、14年にデビュー50周年を迎えていて、犬猿の仲で知られるレイとデイヴとの間でも再結成の方策を模索していると伝えられていたが、結果的に頓挫したままになっている。実際に兄弟は何度か打ち合わせを試みていたようだが、いずれの場合にもデイヴは自分の方がレイと同席していることに耐えられなくなったとこれまで明らかにしている。

その後、レイはキンクスの楽曲をベースにしたミュージカル『Sunny Afternoon』の製作に乗り出し、ミュージカルはロンドンで昨年5月から上演を続けていて、現時点では今年の10月までの公演続行が決定している。デイヴはデイヴで昨年ソロ作品『Rippin’ Up on Time』をリリースし、ライヴ活動も再開させている。今後の再結成の見込みについてデイヴはABCニュースに次のように語っている。

「俺とレイでなんかやろうとしなかったら、それは本当に残念だよね。でも、なにをやることになるのか俺にはわからないんだよ。でも、死ぬ前になんかやれたらいいなとは思うんだけどね」

さらに再結成ツアーの可能性について訊かれると「それもいいだろうけど、俺としてはどこかの会場で一回きりのイヴェントとしての方が嬉しいな」と断っている。

なお、一昨年のデイヴのツアーは2004年に脳卒中で倒れて以来のものとなったが、その様子も映像作品『Rockn’ roll Journey』としてまとめられていて、今年中のリリースが予定されている。このドキュメンタリーについてデイヴは次のように語っている。

「基本的にツアー映画なんだけど、インタヴューとかも含まれてるんだよ。俺とファンのみんなとの間のとかね。だから、一つの旅なんだね。デイヴ・デイヴィスのロックンロール・ジャーニーというもので、いろんなキンクスのものを紹介しつつ、それと話として紹介したりインタヴューで語ったロンドンでの歴史的な場所とかも紹介してるものだから、この作品は出せたら嬉しいよ」
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