レディオヘッド新作制作の近況をジョニー・グリーンウッドが語る

レディオヘッド新作制作の近況をジョニー・グリーンウッドが語る

新作制作が進んでいると伝えられているレディオヘッドだが、ジョニー・グリーンウッドは作業の近況を明らかにしている。

オックスフォードのBBCラジオの取材に応えたジョニーはバンドでさまざまなアプローチを試みていることを明らかにしていて、スタジオ入りしているのかという問いについては次のように語っている。

「ぼくは今日遅刻してるんだよ。みんなはもう入ってるからね。今は演奏したり、レコーディングしたりしていて、みんなの顔を見られて楽しいよ。ここまで時間がかかったし、みんなでみんなに会うのをずっと楽しみにしてたからさ」

また作業そのものはまだかなり初期の段階にあると次のように語っている。

「いつも作業を始める時には、なんか全然やり方がわからないような、どうすればいいのかさっぱりわからない感じがするんだよね。最初のまごつき方って、たとえて言うと、通りを眺めてみるという感じで、つまり、前回うまくいったから前回のようにやってみるんだけどいきなりつまづいたりするんだ。それでいろいろやり方やアプローチを話し合うあけで、今はいろいろ試してるところなんだよ」

また、ジョニーはレディオヘッドでの作業について「レディオヘッドでの作業というのは常に反復と時間をかけることにあるんだ」とも語った。

ジョニーはトマス・ピンチョンの小説『LAヴァイス』の映画化作品『Inherent Vice』のサントラも手がけていて、音楽サイトのザ・プレイリストではジョニーのサントラ作品で最も聴きやすい作品だと紹介している。さらにサントラではニール・ヤングの"過去への旅路"、カンの"ヴィタミンC"、ミニー・リパートンの"LES FLEURS"などが取り上げられているという。

『Inherent Vice』サントラのトラックリストは以下の通り:
Jonny Greenwood – 'Shasta'
Can – 'Vitamin C'
Jonny Greenwood – 'Meeting Crocker Fenway'
The Marketts – Here Comes the Ho-Dads'
Jonny Greenwood – 'Spooks'
Jonny Greenwood – 'Shasta Fay'
Minnie Riperton – 'Les Fleur'
Jonny Greenwood – 'The Chryskylodon Institute'
Kyu Sakamoto – 'Sukiyaki'
Jonny Greenwood – 'Adrian Prussia'
Neil Young – 'Journey Through the Past'
Les Baxter – 'Simba'
Jonny Greenwood – 'Under the Paving-Stones, the Beach!'
Jonny Greenwood – 'The Golden Fang'
Jonny Greenwood – 'Amethyst'
Jonny Greenwood – 'Shasta Fay Hepworth'
Chuck Jackson – 'Any Day Now'
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

最新ブログ

フォローする