ジャック・ブルースの葬儀でE・クラプトン、G・ベイカーらがビートルズを歌う

ジャック・ブルースの葬儀でE・クラプトン、G・ベイカーらがビートルズを歌う - ジャック・ブルース『シルヴァー・レイルズ』ジャック・ブルース『シルヴァー・レイルズ』

先月他界した元クリームのジャック・ブルースの葬儀が11月5日ロンドンで行われ、エリック・クラプトンやジンジャー・ベイカーらの参列者はザ・ビートルズの"ストロベリーフィールズ・フォーエヴァー"などの楽曲を親族やほかの参列者と歌って故人への手向けとしたという。

ジャックは10月25日に肝不全で亡くなったが、葬儀にはエリックやジンジャーのほか、クリームの歌詞を手掛けていたピート・ブラウン、ロキシー・ミュージックのフィル・マンザネラ、リヴィング・カラーのヴァーノン・リード、プロコル・ハルムのゲイリー・ブルッカーらが参列したという。

楽曲はほかにもキャット・スティーヴンスのカヴァーで知られる"雨に濡れた朝"、ジャックの"イマジナリー・ウェスタン"なども歌われ、エリックがジャックの死後発表した"For Jack"なども会場のスピーカーから流されていたとウェスタン・モーニング・ニュース紙が伝えている。

式場ではジャックのベース・ギターが陳列され、ヘ音記号を模して飾られた花なども飾ってあった。

ジャックはエリックとジンジャーとともに1966年にクリームを結成。クリームはロックにおけるスーパー・グループの先鞭をつける存在となり、その後のロックに決定的な影響を残すことになった。活動はわずか2年間しか持たなかったが名盤として知られる『カラフル・クリーム』や『クリームの素晴らしき世界』などアルバム4枚とライヴ盤を残した。ジャックはその後、ソロ・キャリアを追求しながらさまざまなコラボレーションも行ってきていて、今年に入っても新作『シルヴァー・レイルズ』をリリースしていた。

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