NINの楽曲はなぜキャッチーではないのか。トレント・レズナー語る

NINの楽曲はなぜキャッチーではないのか。トレント・レズナー語る

12月12日に公開される映画『ゴーン・ガール』の音楽を担当したナイン・インチ・ネイルズのトレント・レズナーは自分の楽曲がキャッチーなものにならないわけを説明している。

今作は『ソーシャル・ネットワーク』『ドラゴン・タトゥーの女』に続いてトレントがデヴィッド・フィンチャー監督作品に関わる作品として3作目に当たるが、アメリカのテレビの朝のワイド・ショー『CBSディス・モーニング』に出演したトレントは次のように語っている。

「ナイン・インチ・ネイルズでは俺のポップ・ソングの書き方というのは、たいていフックから始まるものでもなければ、キャッチーな製品を作ろうと工夫するものでもないことが多いと俺は思っているんだけど。もっとある感じとか、視覚的な情景から始めることの方が多くて、その情景に音を着飾らせていくと最終的に曲が出来上がってくるという感じなんだ。俺の楽曲があんまりキャッチーじゃないのはそういう理由からなんだよ」

「映画の仕事ではそうやって俺が思いつく情景を、映画のスタッフが作り上げてきた映像を確かめながら、置き直していくような作業になってくるんだ。どちらも同じような発想を使っているところが多いから、まるでかけ離れたものじゃないんだよ。それに関心を引かれる課題もいろいろみつかるもんなんだよね」

サントラ盤『Gone Girl Soundtrack』はデジタル版が9月30日にリリースされ、アナログ盤とCD盤は年内にリリースされる予定になっている。

サントラ盤『Gone Girl Soundtrack』の一部ストリーミングはこちらから。

『ゴーン・ガール』の予告編はこちらから。

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