ジャクソン・ブラウン、最新作を通じて世界の危機的な状況に気づいてほしいと語る

ジャクソン・ブラウン、最新作を通じて世界の危機的な状況に気づいてほしいと語る

10月8日に6年振り14作目のオリジナル・アルバム『スタンディング・イン・ザ・ブリーチ』をリリースするジャクソン・ブラウンの最新インタヴューが、現在発売中の『ロッキング・オン』11月号に掲載されている。

今作のジャケットは2010年1月12日に発生したハイチ地震の6日後に撮影されたもので、タイトル・トラックの“Standing In The Breach”もまたこの大災害からインスパイアされた楽曲になっているという。こうした自然災害、あるいは世界情勢の悪化や環境問題の難局に音楽を通してどう立ち向かうのか、ジャクソンは次のように語っている。

「そういうことを曲に込めようとするのは本当に難しいんだよね(苦笑)。それについて歌うなんて無理だ。でも、注意を向けることはできる。人々がもっと興味を持って、問題解決のために何ができるかを考えてもらえるように願うことはできる。危機的な状況に気付いてもらわなくてはいけないわけで、こうして曲についてインタヴューで話すことによってでも、情報のいくつかを伝えることはできるかもしれない。でも、曲だけでは十分に伝えきることはできないんだよね。僕が願うのは、曲が誰かの心を動かして、もっと知ろうとしてもらえること。僕が何より望んでいるのはそれなんだ」

インタヴューではさらに、デビュー前のデモ・テープに収録され、今回初めて正式に音源化された楽曲“The Birds of St. Marks”にまつわる秘話や今後の展望についても語られている。


『ロッキング・オン』11月号の詳細はこちらから。
http://ro69.jp/product/magazine/detail/110439

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