ザ・ビートルズが50年前に児童養護施設の子供たちと行った交歓会の写真が発掘される

ザ・ビートルズが50年前に児童養護施設の子供たちと行った交歓会の写真が発掘される

ザ・ビートルズが1964年に映画『ビートルズがやって来る/ヤァ! ヤァ! ヤァ!』の撮影の合間を縫って児童養護施設の子供たちと触れ合った貴重な写真が発掘されている。

写真を発掘したのはイギリス国教会で運営している児童支援団体、チルドレンズ・ソサイエティ(児童協会)のスタッフで、団体を支援している各組織の会報の1964年分の資料の中からこの記事を発見したという。当時バンドはロンドンのスカラ座で撮影を行っていて、現在では閉鎖になっているが当時は協会で運営していたローハンプトン園やハンブロ園の児童らがスカラ座を訪問し、バンドと子供たちの交歓会が行われたと記事は伝えているとか。協会の広報は次のように記事を紹介している。

「協会の資料の中に、こうやってビートルズが『ビートルズがやって来る/ヤァ! ヤァ! ヤァ!』の撮影の合間を縫ってロンドンにあったわたしたちの施設の子供たちと過ごしてくれた様子を捉えた写真を発見してとても喜んでいます。当協会では残念ながらもう児童養護施設は運営していませんが、現在でも携わっている児童支援事業は50年前にこの写真が撮られた頃と同様にとても重要なものとして行っています」

また、現在北アメリカ・ツアー中のポールは8月14日にサンフランシスコ公演を行ったが、会場となったのは1966年に行われたビートルズの最後のツアーの8月29日の最終公演会場となったキャンドルスティック・パーク球場で、ポールの14日の公演を最後に球場は取り壊される予定になっている。

キャンドルスティック・パークでのビートルズの最後のライヴの様子を捉えた写真家ジム・マーシャルの写真は有名なものだが、これまで未公開となっていたものが数点ポールの14日の公演中、66年の最終公演の最後の曲となった"ロング・トール・サリー"の演奏中にスクリーンに映し出されたという。なお、これらの写真は10月に刊行されるマーシャルの新しい写真集『The Haight: Love, Rock and Revolution』にも収録されるという。

ビートルズと児童たちの写真はこちらから。
http://www.liverpoolecho.co.uk/whats-on/music-nightlife-news/charity-discovers-rare-pictures-beatles-7633482

(c) NME.COM / IPC Media 2014

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