ベル・アンド・セバスチャンのステュアートが手がける映画『God Help the Girl』完成

ベル・アンド・セバスチャンのステュアートが手がける映画『God Help the Girl』完成 - 2009年作『ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール』2009年作『ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール』

ベル・アンド・セバスチャンのフロントマン、ステュアート・マードックが2009年に発表したソロ・アルバム『ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール』の映画版の完成が明らかになっている。全編女性ヴォーカリストがフィーチャーされた同作は、グラスゴーの若い女性のストーリーをテーマとしていて、映画化の話が常に噂されてきた。

アルバムの映画化に際し、マードックは脚本・監督を担当し、さらにはサントラも手掛けた。映画版には、エミリー・ブラウニング(『レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語』のヴァイオレット・ボードレール役)、ハンナ・マリー(『ゲーム・オブ・スローンズ』のジリー役)、そしてイヤーズ&イヤーズのフロントマン、オリー・アレクサンデルの3人が主演し、プロデューサーには『ブライズメイズ』や『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』なども手掛けたバリー・メンデルの名前が連なっている。

この映画について、マードックがプレス向けに次のようにコメントしている。

「これは、規模も人口もグラスゴーと同じくらいの都市に住んでいる、ある男の子とある女の子、そしてもう1人の女の子に起きた話なんだ。もしかすると、この映画では必要以上に、運河が汚れていて、高層ビルももっと高くて、通りもより寂しかったかもしれない。あと、クラブはこの辺りにあるものよりも、もっとお客さんが入っていたかもしれない。でも全体として、今作の街はグラスゴーなんだ」

映画版『ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール』は、8月16日にイギリス各地の映画館で上映され、本編終了後、エディンバラのコーン・エクスチェンジで行われるベル・アンド・セバスチャンのセッションが30分間ほど生中継されることになっている。同月22日には、グラスゴー映画館で独占上映が始まり、その一週間後の29日よりイギリス全土で一般上映される。本作のサウンドトラック・アルバムは、8月16日にミラノ・ミュージックから発売開始予定。

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