スウェード、リリース20周年『ドッグ・マン・スター』再現ライヴへの道のりを振り返る

スウェード、リリース20周年『ドッグ・マン・スター』再現ライヴへの道のりを振り返る

今年5月に再結成から通算4度目、ブレット・アンダーソンのソロ来日も含めると5年連続となる来日を果たし、JAPAN JAMへの出演と東京・大阪での単独公演を行ったスウェードだが、来日時のブレットとマットのインタヴューが『ロッキング・オン』7月号に掲載されている。

今回の来日単独公演は今年リリース20周年を迎えるセカンド・アルバム『ドッグ・マン・スター』の完全再現ライヴとなることで話題を呼んだが、ブレットはこの再現ライヴの敢行について「『ドッグ・マン・スター』をほかのいろんなことから切り離して聴いたりプレイしたりできるようになるまでに20年かかった」と明かしたうえで、同作を振り返って次のように語っている。

「文脈をよく見てみると、あのアルバムがリリースされた頃にはいろんなことが起きていた。ほとんどマンガみたいというか、キャリー・オン・フィルム(※イギリスのコメディ映画)みたいにいろいろドタバタがあって、だからあのアルバムができたこと自体が興味深いんだ。そして僕達がいかに意図的に時代精神を無視していたかという。そこがすごくクールで、誇りに思えるところなんだ」

また、マットも「あれはすごく奇妙なアルバムで、サウンドにしてもムードにしても、作られた時代に縛られたものじゃない。93年に作られていても、2013年に作られていたとしてもおかしくないくらいで、ひとつの時代に捕らわれたアルバムじゃなかったんだ」と評している。

なお、このインタヴューで2人は『ブラッドスポーツ』に続く新作の制作、またその方向性についても語っている。

ロッキング・オン7月号の詳細はこちらから。
http://ro69.jp/product/magazine/detail/102666
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