Acid Black Cherry、身体に染み付いたロックの真価を見せつける武道館!

Acid Black Cherry、身体に染み付いたロックの真価を見せつける武道館!

3月から6月までにホールを25本、9月からはアリーナ13本のスケジュールで繰り広げられてきたツアーの終着地、日本武道館。ストーリーブック付きの濃厚なコンセプトアルバム『L-エル-』の音世界をこのサイズでがっつり楽しめると思って、楽しみにしてきた。

でも、ライヴそのものはコンセプトに引っ張られ過ぎることなく、正攻法のロックショウを全力で叩きつける。スーパーグループと呼ぶべきバンドメンバーと一丸になり、王道ロックをしゃぶり尽くすyasuは実に楽しそうで、ごく自然に呑み込まれてしまった。

軽妙な語り口でファンからの質問に答えるコーナー、「ブスにも希望はありますか、って、ないわ! 可愛くなろうとする気持ちがないことが許されへん。だから俺らヴィジュアル系やってるんでしょ皆さん! 違いますか!?」という切れ味鋭い名言には痺れた。ライヴレポート、がっつりと書きます。(小池宏和)
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